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福岡・小郡のやさしい調剤薬局

10月13日~14日に鹿児島で第83回九州山口薬学大会がありました。

 

そこでポスター発表をしたのですが、大会賞をいただくことができました。

 

発表の内容は
「健康サポート薬局薬剤師による団地居住高齢者のフレイル早期発見を目的とした
                          定期健康相談会開催の取り組み」

 

共同研究者であるオリーブ薬局三井所先生、福岡大学薬学部甲斐先生と。

 

 

これは今までもやさしいブログ等で紹介してきました、
地域の団地での活動に対していただいた賞です。

 

 

もちろん僕が代表で発表しただけで、
一緒に取り組んでいるオリーブ薬局の皆様、UR都市機構の皆様、
福岡大学薬学部の先生方、学生の皆様、長期実務実習に参加してくれた学生の皆様、
そして、自治会の皆様、団地のイベント参加者の皆様等、皆でいただいた賞です!

 

 

 

学会一日目にポスター発表をし、17時頃大会賞受賞者にはメールで連絡、
そして17時30分頃には電話で連絡があると聞いていたので、
学会会場からホテルまでドキドキしながら一人で歩いていました。

 

 

 

しかし、17時30分を過ぎてもメールも電話もない。

 

 

 

西郷隆盛像を見ながら、ベンチに座り、
共同研究の先生方と友人に「大会賞は残念ながら選ばれませんでした」とメールを送りました。

 

そして友人と、「あれ?西郷さんの犬は?」とかいったメールのやり取りをしていたところ、
その数分後「大会賞に選ばれました」というメールが届きました。

 

 

 

そしてもう一度ベンチに座り、共同研究の先生方と友人に、
「やっぱり大会賞に選ばれました!」と送信。

 

 

 

ちなみに西郷さんと犬の銅像は、東京の上野でしたね(笑)。

 

 

 

 

 

 

大会賞に受賞者は、次の日の午前中に口頭発表をしないといけませんでしたので、夕食後に発表スライド準備と練習。

 

 

翌日に口頭発表をしてきました。

 

 

大会賞は、口頭発表から5名、ポスター発表から5名。

 

 

皆さん素晴らしい発表でした!

 

 

嬉しかったのが、福岡市薬剤師会の代表としてポスター発表をしていた
僕と同い年の清水先生も大会賞に選ばれたこと。さらに清水は、学会長賞も受賞!

 

 

清水先生は、福岡市、そして福岡市の他の施設とともに熱中症予防として取り組んだ
「クールシェア福岡」の取り組みについて発表しました。

 

 

 

 

 

大事なのは、この賞は、賞をいただいて喜ぶだけのものではないということ。

 

 

今の我々の取り組みに対して、間違ってないんだよ、続けてがんばれ、
って背中を押してくれる賞であること。

 

 

団地の取り組みも、クールシェアの取り組みもまだまだこれからが大事だと思いますので、
喜びとともに、さらに身の引き締まる思いでした。

 

 

 

勢島 英

私たち訪問看護ステーションウエルケアは、
令和6年6月の診療報酬改定に伴う医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っております。

 

・オンライン請求を行なっています。

・オンライン資格確認を行う体制を有しています。

・オンライン資格確認により訪問看護の実施に関する計画的な管理を行なっています。

 

 

診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療サービスの提供に努めてまいります。

 

9月10日、「第7回宝台健康アカデミー」を開催しました!

 

今年から担当制にしているため、今回オリーブ薬局さんはお休みで、福大薬学部&UR都市機構&やさしい薬局長尾店で開催。

 

今回のテーマは、一度はこのテーマで、と以前から思っていた内容。

 

それは、「孤立死について」

 

 

全国的に孤立高齢者が多い現在ですが、そもそもこの宝台健康アカデミーは、孤立死を減らすため、フレイル状態(身体的虚弱、精神的虚弱、社会的虚弱)の早期発見、早期対応が目的です。

 

重いテーマではありましたが、この福大の学生さんが作ってくれた素晴らしいチラシのおかげ(?)で多くの方が参加してくださいました。

 

 

 

 

介護保険の悩み、近隣住民の方の不安など、いきいきセンター(地域包括支援センター)の方も来てくださっていたので、参加者と一緒に話すことができました。

 

今回は近隣の薬局の方々も来てくださいました! 今後は近隣薬局も一緒に地域のための活動ができたらと思います。

 

 

終わった後、片付けをしているときにゲリラ豪雨!

ビショビショになりながらも手伝ってくれた、福大の学生さんたちに感謝。

健康アカデミー通信の作成も素晴らしかったです。

 

 

 

 

さて、「オンシ」って聞くと、どのようなイメージですか?

 

最近の医療・薬局業界では「オン資(オンライン資格確認)」です(笑)

 

マイナンバーカードによる保険番号の確認がこれに当たるのですが、急に厚労省の説明で「オンシが〇〇で・・・」なんて出てきたので、うちのスタッフと「オンシってなんだ??」と戸惑ったものです。

 

今までの保険証は期限までは使えるのですが、2024年12月以降、新規の保険証は基本的に発行されなくなりますので、ぜひマイナンバーカードでの保険証をご活用ください。

ご不明な点がございましたら、かかりつけの薬局にご相談ください。

 

 

「オンシ」と言えば、僕にとってはやはり「恩師」。

 

「恩師」というのは不思議なもので、なにか資格や認定があるわけでもなく、「あなたは私の恩師です」とわざわざ伝えるわけでもなく、基本的にそれは、心の中にある。

 

「親友」というのは両方向で、もしかしたら自分は親友と思っていても相手はそう思っていない、なんてちょっと悲しい現実もあり得ますが(笑)、「恩師」というのは一方向、つまり自分がその人のことを「恩師」と思っていれば「恩師」です。

 

先日、偶然高校時代の恩師に会いました。

市民センターのフロアにあるイスに座ったら隣にたまたまいらっしゃったのです。

 

吹奏楽部の顧問の先生。

 

この先生のおかげで、僕の人生に彩りが生まれました。

 

久しぶりに短い時間でしたがお話しすることができました。

 

たいした取柄もない自分ではありますが、人生において数名の「恩師」に出会えたことは、

僕の自慢です。

 

勢島 英

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 やさしい薬局では、薬剤師さん・調剤事務員さんを募集しています。
 経験と人柄に合わせて、無理のない勤務地をご提案いたします。

  2024年10月現在
  薬剤師:福岡市内、小郡市店舗にてそれぞれ正社員1名又はパートさん1名
  調剤事務員:福岡市内店舗にて正社員1名

 勤務時間等はご相談ください。
 お問い合わせ:薬院本店092-762-2130(デンドウ)又は info@sejimapharmacy.co.jp
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今年の夏は本当に暑かったですね・・・

まだ終わっていませんが。

 

今年は初めて城南区樋井川4丁目の夏祭りに参加させていただきました。

15分という短い時間でしたが、3曲演奏。

昨年熱中症になったこともあり、いろいろ対策を立てていったのですが、それでも暑いっ!

立ったまま演奏するのが困難で、座って演奏しました(笑)

 

 

 

先日は嬉野温泉へ。

 

温泉ももちろん気持ちよかったのですが、
家族が温泉に行っている間に一人で山の景色を見ながら静かに好きな本を読むのも、
とても貴重なひと時でした。

 

 

 

 

そして、嬉野温泉の帰りに、同じく嬉野にあるイタリアンのお店「トラットリア ヴィオラ」へ。

 

 

 

実は、10年以上前にうちの薬局で働いていた方が結婚してから作ったレストランなんです。

 

久しぶりの再会。

 

薬局で患者様に見せていた弾けるような笑顔を、今はレストランのお客様に見せています。

 

シェフのご主人が作ったパスタ、ピザはどれも絶品。

 

 

とても幸せなひと時を過ごさせていただきました。

 

 

駐車場も広いですし、嬉野方面へお越しの方は、ぜひお立ち寄りください!

 

 

さて、8月24日(土)は宝台団地の夏祭りで演奏します!

 

 

毎年、ちょっと雨が降るんですよね…

 

今年は降らないことを祈っています。

でも暑すぎないことも祈っています。

 

どうぞ熱中症にお気をつけて、遊びに来てください!

 

 

夏祭りチラシ

 

勢島 英

もし宇宙人(おそらく「人」ではないけど)が来たらどうしますか?

 

僕はこのような本を読んでいるので、他の方よりは多少対応できると思います。

 

 

ただ、こちら(地球と呼んでいる星の人々)はまだ地球外生命体を見つけていないのにも関わらず、
向こうがこちらを見つけて、さらに地球まで来れる技術があるということは、
圧倒的に向こうの方が技術が発達しているということ。

 

 

おそらく何をしても勝ち目はありません。
(映画「宇宙戦争」のような結末の可能性はゼロではありませんが)

 

 

ただ、ちゃんと(人間的な思考能力がある?)宇宙人はこう思うのではないでしょうか?

 

 

「人間ってなんだろう?」

 

 

 

 

 

地球には多くの生物がいて、人間よりも植物や昆虫のほうが圧倒的に多い。

 

 

それなのに一番偉そうにしているのは人間。

 

 

ちゃんと考えてくれる宇宙人だったらしめたもの。

 

 

人間だけが、なぜか感情を“顔の表情”として出せます。

 

 

さらに難しいことに、悲しいのに笑ったり、うれしいのに泣いたりする。

 

 

竹中直人さんのように「笑いながら怒る人」という芸まである。

 

 

とても不思議な生物、と宇宙人が興味を持ってくれたら、
しばらくは缶コーヒーBOSSのCMのように、地球に潜伏して観察してくれるのではないだろうか。

 

 

そうすればおそらく50年くらいは安心(勝手な予想)だと思う。

 

 

宇宙人に関しては、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」という小説が面白いのでよかったら一読ください。

 

 

「火星の人」(映画名「オデッセイ」)という小説を書いたアンディ・ウェアーの本です。

 

 

 

 

さて、先日、息子の中学の部活の最後の試合が終わりました。

 

 

剣道。

 

 

とても不思議なスポーツです。

 

 

それは、面をつけているので人間特有の「顔の表情」が周りには見えない点。

 

 

そのため、選手たちが試合中に怒っているのか笑っているのか、泣いているか喜んでいるのかわからない。

 

 

一本とったときに、飛び跳ねたり、ガッツポーズをしたり喜びを表現する選手がたまにいますが。
(もっとも、それはしてはいけないらしい。一本取った後の所作も大切らしく、
喜びを表現し過ぎると一本が取り消しになったりすることもあるらしい)

 

 

なので、基本的には一本取って勝っても、取られて負けても、引き分けでも、冷静に静かに終わる。

 

 

そこがめちゃくちゃカッコいい。そして、美しい。

 

 

そんな剣道の団体戦。

 

 

先鋒、次鋒、中堅、副将、大将。

 

 

団体戦はチームワークが大事!って今まで何度も聞いてきましたが、
僕は正直、「そうは言っても剣道は戦うのは1対1じゃないか~」と思っていました。

 

 

でも今回の試合、息子たちのチームを見てわかりました。

 

 

決して今までの成績からすれば強いチームではないのですが、
2、3年生一人ひとりが各役割を認識し、戦局を見つつ、全力でお互いをカバーしていた。

 

 

それでいつも以上に勝ち進むことができました。

 

 

こ、これが団体戦か~!

 

 

指導者の先生が、「団体戦はみんなで一本」とおっしゃっていた意味がわかりました。

 

 

女子チームは勝ち進めなかったものの、体格差があるのに果敢に攻めて一本を取る姿や、
男子チームと同様にみんなでカバーしようという気持ち、
そしてここぞという試合で勝ちきれなかった悔しさ、そういう姿を見てとても感動しました。

 

 

面を付けたまま、顔の表情が見えないのに身体を震わせて泣いている姿というのは、なんとも胸が締め付けられます。

 

 

僕は中学生のときはほとんどいい思い出がなかったので、
こんなに素晴らしい試合をした中学生たちを見るととても嬉しくなりました。

 

 

顔の表情で感情を表せるのは、地球上では人間だけ。

 

 

最近のAI人間の映像のクオリティには本当に驚かされますが、それでもまだ違和感はあります。

 

 

顔の表情というものは、そんなに簡単なものではない。

 

 

人の顔を直接見ないSNSなどは、それはそれでいいところがあります。

 

 

でも、剣道でいうとずっと面を付けているようなもの。

 

 

やはり、面を外している時の多彩な表情があるからこそ、面を付けた時の美しさがあるのではないでしょうか。

 

 

勢島 英

 

 

九州北部の梅雨明けとなりました。

 

昼間はうだるような暑さで、夜は気温が下がらず寝苦しい夜が続いています。

 

年々、冷房に頼る日が増えてきていて、温暖化(と電気代)の恐ろしさを肌で感じています。

 

 

夏は“心”の働きが活発になります。
“心”は血液を体中に運ぶ役割のほか、思考・判断などの精神面の働きも担っています。
“心”が働きすぎると、顔面紅潮、熱感、発汗などがあらわれてきます。
発汗により体の水分が奪われ、動悸、寝つきの悪さ、不眠、イライラ、なども起きてきます。
水分を補うもの、熱を冷ますものを摂るといいでしょう。

 

 

水分を補い、熱を冷ますもの → レタス、トマト、キュウリ、リンゴ、キウイ、
グレープフルーツ、バナナ、梨、スイカ、豆腐、小豆、緑豆、魚介・海藻類

 

 

苦味のある食材は体を冷やし、“心”を助ける働きももっています。
ゴーヤ、レタス、ごぼう、魚の内臓、緑茶、紅茶、コーヒーなどを適量摂るのもいいでしょう。

 

 

ただ、冷たいものを摂る機会が増えると、“脾(消化器官)”が冷えて消化不良を起こし、
夏バテの原因にもなってしまいます。
もともと冷え性の方も、量に注意が必要です。
“脾”を助けるものを摂り、涼しい環境ではできるだけ温かいものを選ぶといいでしょう。

 

 

 

 “脾”を助けるもの → 穀類、豆類、野菜、肉や魚

 

 

一日中家の中で過ごしていたいくらいですが、汗をかくことを忘れてしまうし、
筋力も落ちてしまいます。
ショッピングモールを早歩きしたり、動画を見ながら家で運動したり、
自分が楽しめる運動習慣ができるといいですね。

 

・・そういう私は運動が苦手で極力やりたくないので、
最寄りのスーパーに歩いて買い物に行くか、
涼しい室内で動画を見ながらダンスやストレッチをしようと思っています。

 

薬膳アドバイザー 勢島智子

 

暑いっ!!!!!

 

 

毎年言っていますが、夏ってこんなに暑かったでしたっけ?(笑)

 

 

福岡市では、令和6年6月24日~9月30日まで、
「クールシェアふくおか」という取組みが始まっています。

 

 

気温が高くなる夏の暑い時期に、
商業施設や、公共施設などの涼しく過ごせる施設を利用することで
熱中症予防及び省エネの促進につなげる取組みです。

 

 

我々の薬局も、
「セジマ調剤薬局 薬院」「セジマ調剤薬局 天神」「やさしい薬局長尾店」が
クーリングシェルターとして登録しておりますので、
道を歩いていて、ちょっと涼みたいときにはお気軽にご休憩ください。

 

 

【セジマ調剤薬局 薬院】

 

 

 

 

 

 

【やさしい薬局長尾店】

 

 

 

 

また、小郡市にある「調剤薬局ウエル」は福岡市内でないので
この事業には参加しておりませんが、同様に、お気軽にご休憩ください。

 

 

 

 

 

なんといっても、暑いので!!

 

 

 

僕も昨年の夏祭りのサックス演奏の前に、熱中症になりました。

 

 

ほんと、急に動悸がして「あれっ?」って体が動かなくなるんです。

 

 

周りの皆さんの助けで、なんとか回復して演奏ができましたが、
本当に命にかかわることで怖かったです。

 

 

一人じゃどうしようもできなかった。

 

 

 

 

 

先日、花を買いに花屋さんまで歩いていきました。

 

 

往復40分くらい。

 

 

しかし、やはり暑い…

 

 

経口補水液を飲みながら行きました。

 

 

 

きついけどまだ大丈夫と思いながら歩いていたところ、スマートウォッチを見ると、
脈がすごく上がっていてビックリ!

 

 

これは危ないと思って、日陰で休みながらいきました(日陰も暑いけど…)。

 

 

熱中症グッズもたくさん出ているし、男性で日傘を差しているいる方も増えてきました。

 

 

命を守るために、やはりそういうグッズも有効に使わないとな~と思いました。

 

 

ですので、歩いていて↓↓↓のステッカーを見かけたら、
大丈夫と思っていても、ちょっと休憩しましょう!

勢島英

九州北部も梅雨入りしました。週間天気予報でも、これから雨の日が続くようです。

 

 

梅雨の季節は“脾(消化器官)”の働きが活発になります。
“脾”は湿気を嫌うため、外の湿気と体の中の“湿”により、
“脾”が働きにくくならないようにしないといけません。
体の“湿”とは、水分代謝がうまくいかずに溜まった老廃物のことです。
味の濃いものや脂っこいもの、小麦、肉は“湿”がたまりやすいので、適量を摂りましょう。

 

 

 

辛いものは発散(湿を飛ばす)させる作用があり、発汗することで“湿”を除くことができます。
そして香りのあるものは、めぐりを良くして、“湿”を除いてくれます。

 

 

 

発散するもの → 生姜、ネギ、紫蘇、香菜、ミョウガ、三つ葉

 

 

 

“気”のめぐりをよくするもの → 紫蘇、玉ねぎ、みかん、山椒、ジャスミン、香菜

 

 

 

熱をとり“湿”を除くもの → セロリ、キャベツ、豆もやし、レタス、レモン、あおさ、
アサリ、昆布、しじみ、海苔、もずく、わかめ、プーアール茶

 

 

利尿作用により“湿”を除くもの → 大麦、ハト麦、豆類、カカオ、落花生、きゅうり、
クレソン、香菜、セリ、チシャ、冬瓜、とうもろこし、白菜、スイカ、すもも、ぶどう、
メロン、スズキ、鴨肉、ウーロン茶、紅茶、コーヒー、緑茶

 

 

 

“脾”が弱ると、食欲不振、消化不良、胃もたれ、下痢、などの症状がみられます。
そのほかにも、水分代謝がうまくいかなくなることで、体の重だるさ、むくみ、
疲労感などもでてきます。冷たいものは体を冷やし、消化機能を弱らせてしまうので、
温かいものや“脾”を助けるものを摂りましょう。

 

 

 

“脾”を助けるもの → 穀類、いも類、豆類、野菜、オレンジ、りんご、
イワシ、スズキ、タイ、ブリ、牛肉、鴨肉、卵

 

 

 

雨が続くと気分もどんよりしてしまいますが、屋内で楽しめる場所やおうち時間を楽しみたいですね。

 

 

薬膳アドバイザー 勢島智子

 

数十年ぶりにサックスアンサンブルで演奏しました!

 

 

縁あって、「Ensemble-K」というサックスアンサンブルチームに参加させてもらったのです。

 

 

僕は高校の吹奏楽でサックスを始め、
大学では吹奏楽をやりながらボランティアであるピアニストの方と二人で養護施設などを周りました。
大学院時代も吹奏楽をし、社会人になってからはピアノ教室のみんなと発表会で演奏したり、
地域の夏祭りで演奏したりしています。

 

 

結構、サックス人生としてはいろいろやって、
ある程度満足していたのですが、唯一の心残りがサックスアンサンブルでした。

 

 

 

これが非常に難しい。

 

 

 

ご存じでしょうか、
サックスにもソプラノ、アルト、テナー、バリトンがあることを(実はもっと種類はあります)。

 

 

何が難しいかというと、まずバリトンサックスを持っている人が少ない(笑)

 

 

値段が高いし、大きくて重い! そして吹くのが難しい!

 

 

さらに、アンサンブルは人数が揃わないと演奏ができませんが、
練習や本番の日程を合わせるのが難しい。大人は特にそうですよね。

 

 

それと、情熱。

 

 

音楽に対する情熱、いい音楽を届けたいという情熱、いい音楽を奏でたいという情熱。

 

 

その足並みが揃うのも、また難しいのです。

 

 

しかし、このEnsemble-Kの皆さんは10年以上続けている。

 

 

いろんな大変なこともあったようですが、それでも続けている。

 

 

本当にすごいことだと思います。

 

 

バリトンサックスの小田さん(バリトン以外も上手!)に昨年から誘われていたのですが、
なかなか今から新しいことを始めるのに勇気がありませんでした。

 

 

中途半端に入ってもチームの皆さんに迷惑をかけてしまうだろうし、
仕事も子育ても忙しいし、自分がまたそこまでの情熱をもってできるだろうか、と。

 

 

 

ただ、思ったのです。

 

 

 

社長になって、仕事がさらに忙しくなって疲弊して、
でも毎日疲弊している姿を薬局のスタッフに見せるのか。

 

 

毎日疲弊している姿を妻や子供たちに見せるのか。

 

 

患者さんに見せるのか。

 

 

 

音楽への情熱を取り戻すことで、毎日の精神面にもいい影響があるのではないか。

 

 

生き生きとした姿を見せられるのではないか。

 

 

せっかく音楽仲間であるりょうすけ内科外科の山口医師が、
「勢島君にぜひ会わせたかった」といって小田さんを紹介してくださり、
こんなチャンスをもらったのに、ここで行動しなくていいのか。

 

 

小田さんからは「気軽に参加して」なんて言われましたが、とても気軽には参加できない(笑)

 

 

でも、やってみることにしました。

 

 

 

Ensemble-Kは、ホームページには5名の名前が載っていますが、
そのほかにも数名いて、いろいろ都合に合わせてメンバーを代えて演奏しています。

 

 

なので、今日はアルト、来週はテナーとか、メンバーに合わせて楽器を持ち換えたりしています。

 

 

先日、吹奏楽祭という音楽の祭典が福岡サンパレスでありました。

 

 

そこで僕はEnsemble-Kデビューです。

 

 

曲は「わが美しき故郷よ」と「千本桜」。

 

 

この日は、ソプラノ2人(うち一人が僕です)、アルト2人、テナー2人、バリトン1人の計7人。

 

 

 

僕はもう一人のソプラノのゴローさんがとても上手なので安心していたのですが、
当日ゴローさんが急に「今日は『わが美しき故郷よ』はクラリネットで違う部分を吹くから」と。

 

 

な、なに~! ソプラノパートは僕一人になるではありませんか!

 

 

急に緊張MAX。本番は極度の緊張で倒れそうでしたが、なんとか(間違えながらも)吹き切りました。

 

 

 

でもあとからまたいろいろ考えました。

 

 

アンサンブルって、一人一人の役割と責任があり、それが調和することでいい音楽を生み出す。

 

 

これって仕事も同じじゃないですか?

 

 

特に薬局のように少ない人数で仕事をするところって、アンサンブルと同じではないでしょうか。

 

 

サックスは人の声と同じように、一人一人音が違います。

 

 

例えば僕の楽器を違う人が吹いても、同じ音は出ないのです。

 

 

仕事もアンサンブルも、一人一人が自分の役割に責任を持って、
しっかり切磋琢磨し、お互いに刺激を与えつつ、調和する。

 

 

そうすることで、そのメンバーだからこそできる、新たな価値が生まれるのだと思います。

 

 

ごまかしはできない。

 

 

でも、未熟であっても一生懸命、誠意を持ってやれば、気持ちは伝わります。

 

 

そして、みんなで成長する。

 

 

そんなサックスアンサンブルと薬局アンサンブル、がんばっていこうと思います。

 

 

毎月、第2月曜日の夜、福岡市中央区大名にある「ワンドロップ」というミュージックバーで、
20時30分頃と21時30分頃の2セット、Ensemble-Kが演奏しています。ミュージックチャージは無料。

 

 

とても素敵なお店です。

 

 

僕も都合が合う日は参加させてもらおうと思っています。

 

 

 

 

さて、これを書いている今日は久しぶりに何もない日曜日。

 

 

暑さのためか早朝に目が覚めたので、コソっと家を出て、歩く。

 

 

近くに大きな川があって歩く道も整ってあるのですが、
人が多いのが苦手なので、小さい川の方によく行きます。

 

 

 

 

 

なぜだろうか、人が多いところではしない挨拶も、
人が少ないところではすれ違いに「おはようございます」ってお互いに挨拶をします。

 

 

今日は先日亡くなったフジコ・ヘミングさんのピアノを聴きながら歩きました。

 

 

川辺に、わんと飛び出した紫陽花を発見。

 

 

 

それを見に反対側に行くと、今度は猫がチラチラと後ろを振り返りながら歩いている。

 

 

 

視線の先には僕しかいなかったので、
猫の恩返しかと思って(何も恩をきせた覚えはないのですが)、ついて行く。

 

 

行き先はある民家。

 

 

そこに何かあるのだろうか。

 

 

僕は小説好きなので、「村上春樹さんの小説なら、その家に入っていくだろうな」と思いつつも、
ちゃんと理性が働いて、猫と別れて帰路につきました。

 

 

 

勢島 英

 

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