10月13日~14日に鹿児島で第83回九州山口薬学大会がありました。
そこでポスター発表をしたのですが、大会賞をいただくことができました。
発表の内容は
「健康サポート薬局薬剤師による団地居住高齢者のフレイル早期発見を目的とした
定期健康相談会開催の取り組み」
共同研究者であるオリーブ薬局三井所先生、福岡大学薬学部甲斐先生と。
これは今までもやさしいブログ等で紹介してきました、
地域の団地での活動に対していただいた賞です。
もちろん僕が代表で発表しただけで、
一緒に取り組んでいるオリーブ薬局の皆様、UR都市機構の皆様、
福岡大学薬学部の先生方、学生の皆様、長期実務実習に参加してくれた学生の皆様、
そして、自治会の皆様、団地のイベント参加者の皆様等、皆でいただいた賞です!
学会一日目にポスター発表をし、17時頃大会賞受賞者にはメールで連絡、
そして17時30分頃には電話で連絡があると聞いていたので、
学会会場からホテルまでドキドキしながら一人で歩いていました。
しかし、17時30分を過ぎてもメールも電話もない。
西郷隆盛像を見ながら、ベンチに座り、
共同研究の先生方と友人に「大会賞は残念ながら選ばれませんでした」とメールを送りました。
そして友人と、「あれ?西郷さんの犬は?」とかいったメールのやり取りをしていたところ、
その数分後「大会賞に選ばれました」というメールが届きました。
そしてもう一度ベンチに座り、共同研究の先生方と友人に、
「やっぱり大会賞に選ばれました!」と送信。
ちなみに西郷さんと犬の銅像は、東京の上野でしたね(笑)。
大会賞に受賞者は、次の日の午前中に口頭発表をしないといけませんでしたので、夕食後に発表スライド準備と練習。
翌日に口頭発表をしてきました。
大会賞は、口頭発表から5名、ポスター発表から5名。
皆さん素晴らしい発表でした!
嬉しかったのが、福岡市薬剤師会の代表としてポスター発表をしていた
僕と同い年の清水先生も大会賞に選ばれたこと。さらに清水は、学会長賞も受賞!
清水先生は、福岡市、そして福岡市の他の施設とともに熱中症予防として取り組んだ
「クールシェア福岡」の取り組みについて発表しました。
大事なのは、この賞は、賞をいただいて喜ぶだけのものではないということ。
今の我々の取り組みに対して、間違ってないんだよ、続けてがんばれ、
って背中を押してくれる賞であること。
団地の取り組みも、クールシェアの取り組みもまだまだこれからが大事だと思いますので、
喜びとともに、さらに身の引き締まる思いでした。
勢島 英