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福岡・小郡のやさしい調剤薬局

薬局の2年おきの調剤報酬改定で、今回もいろいろ変わりました。

基準調剤加算がなくなり、地域支援体制加算ができました。簡単にいうと、地域に貢献している薬局は評価しますよ、ということ。

どの業界も同じだと思いますが、これからの超高齢化時代、そして、AI時代、薬局もどんどん新しいアイデアを出すことが必要です。

 

我が家で使っている歯磨き粉。

もう捨てようかなぁと思ったら、妻が「まだ使えるよ」と。

ギュッ。  ちょっと出た。

ギュッ、ギュッ。また出た。

ギュッ、ギュッ、ギュ〜ッ。おっ、まだ出る!

 

もう出ないと思っても、ひねり出せばまだ出る、はず。

 

アイデアもきっと同じ。

ひねり出せ。

 

勢島 英

メールやLINE、ブログなどで多用されている絵文字や顔文字。無機質な画面の中の文字の羅列に、喜びや怒り、悲しみ、やさしさなどの彩りを与えてくれます。

「いいね」でも、絵文字一つでいろんな意味になる。

すごく便利で楽しくて、私も学生時代にはよく使っていました。今も、短い文で相手に気持ちを伝えたい時には便利ですね。

でも、ふと思う。

小説には絵文字は使われていないなぁ、と。

もちろん新聞や雑誌にも。いわゆる活字ですね。

小説では、絵文字を使わずに感情を表現したり、わざと曖昧にしたりしています。

改めて考えると、すごいことだなぁと思います。

同じようなことでも、作家一人一人がいろいろな表現を使う。

そして、そこに日本語の面白さを感じるのです。

グローバル社会で英語や他言語も必要だと思いますが、まずは日本語を大事にしたいものです。そして、私も絵文字を使わずともいろいろな表現ができる文章を書けるようになりたいと思います。

ところで、言葉遣いに厳しかった父や母からのメールを見ると、句読点がなかったり、漢字が変な変換をされていたり、よく意味がわからないことがあります。

親からのメールあるある?(笑)

 

おっと(笑)も、小説では使われませんね。

 

勢島 英

朝。

バスで通勤するときは、福岡都市高速から博多湾が見えます。

天気の良い日は海がとてもキレイで気持ちがよい。

毎日、海の表情が違うのです。

 

窓の外をぼんやりと眺めていると、鳥のつがいが飛んでいました。

大きさがだいたい同じくらいの2羽の鳥。

同じスピードで一緒に飛んでいましたが、よく見ると羽ばたきの回数が違います。

当たり前かもしれませんが、鳥も一羽一羽違うんだなと改めて感じました。

 

渡り鳥の中で、空気抵抗を減らすため、V字隊列で飛ぶ鳥がいることはよく知られています。冬季オリンピックの感動がよみがえります。

パシュート。

渡り鳥とは並びが違いますが、空気抵抗を減らしているところは同じ。さらに、渡り鳥も先頭の鳥が随時入れ替わっているとのこと。

仕事、家事、子育て、介護。

時には先頭を代わって、少し休息をあげるためにはどうしたらいいかなぁ。

                     

                                 勢島 英

 

3月11日(日)セジマ調剤薬局薬院で「やさしい薬局介護予防講座 みつおか式脳若トレーニング」のイベントを行いました。
今回は、みつおか式脳若トレーニングを開発された光岡社長自らの講演。
私たちも勉強させていただきました。

参加者は90代男性1名と、80代女性3名、その中に当局の社長も混じり、皆でワイワイ脳トレしました。1時間という短い時間でしたが、iPadを使ったり、昔の記憶を呼び起こす回想ゲームをしたり、あっという間に時間が経ちました。

皆さんのやさしい笑顔を見ていると、薬局もこういった機会をもっとつくっていかないと、と感じました。今後は、薬院だけではなく他の店舗でも実施していきたいと思います。

また、ウエルケア訪問看護ステーションでは、必要な患者様には訪問時に看護師や理学療法士がiPadを持参し、脳若ケアを実施しています。ぜひご活用ください。

参加してくださいました4名の皆さん、株式会社サムライトの光岡社長、本当にありがとうございました。

 

私事ですが、最近、ダビンチ・コードなどで有名なダン・ブラウン著「オリジン」を読み始めました。いつもそうですが、海外の翻訳本、あるいは海外を題材にしたものは、なかなか人の名前が覚えられない。私が好きなパトリシア・コーンウェルの「検死官」シリーズや、北方謙三「水滸伝」シリーズなども、名前が頭に入るまで何度前を見返したことか。

一方、私たちの薬局には、1店舗当たり1200品目以上の医薬品があり、それに加えて市販薬もあります。薬の名称は、人の名前よりも普段は使わないであろうカタカナの羅列ですが、私たち薬剤師は不思議と薬の名称は覚えられるのです。
それが今回の脳若の話でもありました、イメージをつなげる記憶なのでしょう。
 
患者様の顔、名前、疾患、効果、副作用、薬のデザイン、メーカーの名前、営業の方、医師との会話のやり取り、今までの薬との比較などなど、いろんな情報が1つの薬につながっているので覚えられるのでしょう。

海外の本も、頑張って読み進めていくうちにイメージや情報がつながって、いつの間にか自然に読めています。

脳若トレーニングで、どんどん記憶のイメージや情報を紡ぎ、神経細胞を活性化させて、ぜひ認知症予防に貢献していきたいと思います。

勢島 英

 

小郡は雪が降り続いています。

とどまることなく、しんしんと。 

薬局から外を眺めると、近くの木に鳥が見えました。
 鳥たちは、はしゃいでいるようにも見えるし、慌てているようにも見えます。
いつまで続くのかわからないこの雪の中でも、相変わらずインフルエンザは猛威を振るい、
 患者様は雪の中を一歩一歩、足を踏みしめ、来局。
 今朝は、病院の先生やスタッフの方々、そして患者様も一緒に雪かきをしました。

やさしい気持ちになりました。

しかし、その雪かきした道も、あっという間に雪が覆いつくします。
となりのマクドナルドでスタッフの温かいコーヒーを買い、皆少しだけ温まった心で、
患者様への対応もより温かく。


皆さまのところはいかがですか?

どうぞ、お気をつけて。

勢島 英

 

2018.01.19 /

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寒い日が続いていますね。

小郡は雪が積もっています。

 電車内も多くの方が眠っていました。
きっと寒さに体力を奪われていたのでしょう。

 インフルエンザの患者さんも年が明けてから急増しています。

 日本の四季を楽しめるよう、しっかり栄養をとって、つらい時期を乗り越えましょう!

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先日、やさしい薬局・やさしい訪問看護ステーションの忘年会を行いました!
今年は薬局だけではなく、今年から立ち上げた訪問看護ステーションのスタッフも参加。
ニューフェイス、そして、看護師、理学療法士という新しい職種が加わり、さらに明るく、元気な雰囲気になりましたね!刺激もバンバンもらいました!

これから、超高齢化、少子化、介護問題など課題はたくさんありますが、私たちやさしい薬局とやさしい訪問看護ステーションが力を合わせて、地域の方々を支えていけたらと思います。そのためには、アイデア! スタッフの皆さん、どんな小さなことでもいいのでアイデアを出し合っていきましょう!

食事は今回はビュッフェ形式で、席を移動しながら、いろんな人とおいしくいただきました。
タカズキッチンのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

後半には、毎年恒例、ビンゴ大会! 全員プレゼントをもらえますが、一位の人は、、、〇〇クルーズ! 二位は、、、〇〇牛!

う~ん、うらやましい。。。

今年も子連れOKだったので、子どもたちもワイワイ。
子どもたちもビンゴゲームでプレゼントをもらっていましたよ!

ミニオンズのポカポンゲームや、バスケットゲーム、ハンドスピナーなどで、子どもたちも大人たちも一緒に盛り上がっていましたね!

来年もやさしい一年を迎えられるよう、スタッフ一同がんばりますので、どうぞよろしくお願いします!

勢島 英

薬学部5年生では、薬局実習2.5カ月、病院実習2.5カ月という実務実習があります。
今年度、私たちの薬局では、5月8日~7月21日に1名、9月4日~11月17日に3名の学生を受け入れました。
学生実習を受け入れるためには、薬局に「認定実務実習指導薬剤師」という、研修を受けた薬剤師がいなくてはなりません。そして、その資格を持った薬剤師のいる薬局に学生たちが振り分けられます。

学生は基本的には実習薬局を選べるわけではありません。しかし、学生がその環境を受け入れて前向きに実習に臨んでくれると、指導するこちら側も「よし、学生の期待に応えよう!」と思うのです。

薬学部の学生実習の基本は「共育」です。
学生を指導することで、学生から私たちもいろいろなことを学びます。

5歳の子どもが「なんで?なんで?」と疑問を持つように、薬剤師も「なんでこうなるんだろう?」という疑問を持つ感性が大切だと思います。学生の知識の追求による純粋な疑問は、時に私たちを困惑させます。そしてそれが私たちの成長に繋がるのだと思います。
実習に来る学生は毎年5年生、我々は毎年1つ歳をとります。年齢のギャップは広がっていく一方ですが、これからも毎年新しい刺激をもらうことでしょう。そして、この薬剤師の種たちに、私たちが少しでも役に立つ肥料になれたらと思います。

余談ですが、ある学生がスペースワールドのことを「スペワ」、了解を「りょ」、珍しいメンバーのことを「珍メン」とあたりまえのように言っていたことは衝撃でした。。。

やさしい気持ちになりました。学生の皆さん、ありがとう。お疲れ様!

数年前、カズオ・イシグロさんのNHKの番組を観て、人柄、感性が好きになり、そこから3冊読みました。 ・日の名残り ・私を離さないで ・忘れられた巨人 読んだ感想は、どの作品もすごくやさしく、純粋な文章だなぁと、いう印象。 しかし、私にはちょっと難しくて、本棚の奥に眠っていました。 まさかノーベル文学賞をとるとは! 私が本好きと知っている患者様からは、「先生、ノーベル賞をとったカズオ・イシグロ作品読まれました?」と聞かれたりします。その度に「いや、読んだのですけどちょっと難しくて、僕にはよくわかりませんでした。。。」と恥ずかしながらお返事しています。

ところで、カズオ・イシグロさんの本の原書は英語、一方、毎年ノーベル賞候補として話題になっている村上春樹さんの本は日本語が原書。

ノーベル文学賞を決める方々は自分が読める言語に訳してある本を読まざるを得ないのであって、ではそれは作者+翻訳者のチカラも必要となるということでしょうか。私が好きな村上春樹さんのあの独特の日本語のニュアンスがどれだけ訳書に伝わっているのだろうかと気になります。

また、いろんな評価を見ていると、カズオ・イシグロさん独特の英語の使い方のニュアンスが日本語版では出ていないと書いてあるものも見ました。もちろん日本語の本しか読めない私にはその真偽はわかりません。しかし、ノーベル文学賞受賞者のリストを見ていると、いろんな言語で書かれているものが受賞しており、一体どうやって受賞者が選ばれているのだろうかと不思議に思います。
ノーベル文学賞は、その作品だけではなくその人の活動の全体に対して与えられるものだそうです。
そして、ノーベル文学賞の選考委員の方々は、翻訳のうまさがどうこうという批評ではなく、「作者と作品の本質」を見抜いているのでしょう。

ノーベル文学賞受賞者の作品を今度読むときは、その作品だけではなく、背景や作者のことももう少し調べて読んでみたらまた違った読み方ができるのかな、と思います。
私が読んだことがあるノーベル文学賞受賞者は、ヘルマン・ヘッセ、アーネスト・ヘミングウェイ、大江健三郎、そして、カズオ・イシグロ。

どれも、難しかったなぁ。。。

さて、世界中で読まれているノーベル文学賞受賞者の作品の数々、私ももう一度、向き合ってみたいなと思う今日この頃です。

『西浦詩織&釣川有紗 ヴァイオリン&ピアノ リサイタル 全国ツアー』
初日の福岡公演は、大盛況のなか昨日終わりました。

 若く美しい女性2人が奏でる繊細でやさしく、かつダイナミックな音楽。 マイクも使わず、どこからこの音が出ているんだと思うくらい、エネルギッシュな音楽で、すぐに2人に魅了されました。 生演奏では、静かな音楽でも激しい音楽でも、私たち観客の胸はドキドキしています。 鼓動が早くなるのです。 それは、緊張感であり、興奮であり、衝動と渇望であり、そしてその鼓動がその時にしか体験できない恍惚感を運んでくれるのです。
私たちの薬局のスタッフ、音楽仲間、仕事仲間、近所のお友達やいきつけの床屋さんまで、いろんな方が来て下さいましたが、そのような方々を含めた観客全員で今回の素敵な音楽を共有できたことを嬉しく思います。 薬局には病気だけではなく、いろいろな悩みを持った方がいらっしゃいます。 私たち薬剤師も話を聞くことしかできず、無力さを感じることも多々あります。 でも、音楽は時に人生に彩りを与えてくれます。
アリスちゃん、詩織さん、本当に素敵な音楽をありがとう。この全国ツアーで、より多くの人にこの感動を届けてください。 そしてまた、福岡に来てね。

 

勢島 英

 

西浦詩織&釣川有紗 ヴァイオリン&ピアノリサイタル 全国ツアー2017

10/19(木)広島 カワイ広島コンサートサロンPace

10/20(金)香川 レクザムホール 小ホール

10/24(火)大阪 URGE GRAND FRONT OSAKA

10/25(水)京都 アマデウスサロン

10/26(木)名古屋 アーク栄サロンホール

11/7(火) 札幌 ふきのとうホール

11/28(火) 東京 サントリーホール ブルーローズ

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