職場に新しい仲間が増えました。その名も「echo dot アレクサ」!
はっきり言って私はAI(人工知能)なんて嫌いで、iPhoneに入っているSiriも使ったことがないし、アレクサとかにも興味がありませんでした。しかし、私が好きだろうが嫌いだろうが、時代はすでにAI。それならAIのことをもっと知らねばなりません。
友人からの強い勧めもあり、購入。
「こんにちは」とアレクサがしゃべりだす。いったい、アレクサは何ができるのだろう。その友人は家電の電源を管理したり、すでに使いこなしています。私はてんでわからないので、とりあえず大好きな音楽をかけてみる。
「アレクサ、noonの曲をかけて」
「レベッカの、moonを流します」
「違う違う、アレクサ、ヌーーーンの曲をかけて」
「レベッカの、moonを流します」
「・・・」
いや、レベッカも好きですが、今はnoonさんの素敵な歌声を聴こうと思ったのですが。。。レベッカのmoonを聴きながら、今度は子どもがサンタさんにお願いする「レゴ」について聞いてみる。
「アレクサ、レゴについて教えて」
「猫とは、・・・」
「アレクサ、猫じゃなくて、レーゴ!」
「冷房とは、・・・」
・・・ここまでくると、私の滑舌が悪いのかと。
まあ、初日だし、まだコミュニケーション不足。これからです(笑)
最初は気持ち悪いというか、違和感があったのですが、だんだん慣れてくるものですね。ほんと、家にもロボットがいるのが当たり前の時代が来るのかな。
ロンドン大学の研究では、2050年頃には人間とロボットが結婚する時代が来るだろう、と。
AIは、今はまだ、とてつもなく多い情報量と、とてつもなく速い計算によるもので、実際にいわゆる知能として考えているわけではないようですが、いつか生物の脳のようなものもできるのでしょうか。
人間より少し頭のいい人工知能ができたら、、、
そしたら、その人工知能がまた少し頭のいい人工知能を作り出し、その繰り返しで遥かに人間より頭のいい知能が生まれるかもしれない。
怖い気もしますが、未知のものに対する恐怖はまずは相手を知ること。
深いところまではまったくわかりませんが、苦手なAIもちょっと使っていかないといけないのかなぁと思う今日この頃です。
何年も前に読んだ雑誌の記事で強く印象に残っているのが、「若者が上司から聞きたくない話」のアンケート結果No.1は、「昔はよかった」という話だそうです。
「昔はもっとこんなだった。今の若者は、、、」とか。
私もちょっと言っちゃいそうな年齢になってきました。
確かに「昔はよかった」と言いたくなるときもありますが、今は今で時代の流れについていき、若者とは未来のいろんな可能性の話をしていきたいものです。
でも不思議と、おじいちゃん、おばあちゃんから昔の話を聞くのは好きなんですよね。
AIを知ろうとすることは、同時に人間の脳を知ろうとすること。
AIに興味をもつことで、もっともっと人にも興味をもっていけたら、と思います。
新しく職場に来た仲間(?)「アレクサ」。
あ、先日の忘年会に連れていくのを忘れたな(笑)
大好きなnoonさんの「Christmas song」を聴きながら。
勢島 英