2020年最初の投稿となりました。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。比較的暖かい日が続いたように感じましたが、福岡は冷え込んでいますね。インフルエンザも増えていますし、どうぞ乾燥に注意し、栄養、睡眠をしっかりとって体調にお気をつけください。
本年も皆様にとってよりよい一年となりますように、私たちも健康面、医療面でのサポートを全力で行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、息子と甥っ子が10歳になりました。
「2分の1成人式」なんて私たちの時代にはなく、自分は何にも考えずやりたい放題、ボケーっと鼻水垂らして過ごしていた10歳だったと思いますが(笑)、いろんな教育本を読むと、9歳くらいから男の子は急激に男性ホルモンであるテストステロンが増え、心も体も急激に変化するため、その変化に自分自身も戸惑い、大変な時期なんだとか。
もう思春期の入り口に入っているんだ。これからの急激な体の変化、環境の変化にこの子たちは立ち向かっていかなければならない。
親として叔父として、なにができるかわかりませんが、この子たちが10歳になったらあげようと決めていたもの、
それがこの本 ミヒャエル・エンデ著「はてしない物語」。
映画「ネバー・エンディングストーリー」の原作です。
でも、映画は原作とはだいぶ内容が違うようです。
たくさんのコンプレックスを持った10歳の少年が主人公。
あることで不思議な世界に迷い込み、その中ではどんどん理想の自分になれる。
でも、理想の自分に近づくたびに、大切なものを一つ、また一つと失っていく。
すべてを手に入れて理想の自分になったはずなのに・・・?
本当に大切なものを見つける、少年の成長のファンタジー小説です。
まだ、この子たちには難しいかもしれない。
だからすぐに読まなくてもいい。
でも願わくば、いつかしっかり読んで、何か大切なことを感じ取って欲しい。
この子たちの未来には、まだはてしない物語が広がっているのだから。
勢島 英