薬局の前にのぼりを立てています。
風が強い日は、煽られて出したり入れたりするだけでも一苦労。
日本の戦国武将は、旗をつけていたといいます。
いや、武将だけではなく、足軽の人たちも旗をつけていた。
敵と味方を間違えないようにとか、自分の誇りのため、とか。
しかし、この旗を背中につけて走り、戦うのは、そうとうハードではないでしょうか。
雨の日や風の日もあったでしょう。
みんなが馬に乗れるわけでもありません(馬に乗るのもキツそうですが)。
私の好きな北方謙三さんの小説「三国志」や「水滸伝」でも、自分たちの誇りのため、大きな旗を持った旗手が武将の横にピッタリとついています。どんな時にも旗を倒さない。死ぬ時も倒さない。それがまたカッコいい。
一方、私は重い鎧や兜ではなく、白衣を着ているだけなのに、それでものぼりに煽られる。
なんかとても情けなく思いますが、せめて心の中にだけでも、揺らぎなくはためく自分の旗を掲げておきたいと思うのでした。
そしてもし私が戦国時代にタイムスリップしたならば、、、
武士に経口補水液を差し入れしたい。
勢島 英
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